大型連休になると、毎回いろいろ考えます。
「あのゲーム、久しぶりに最初からやりたいな」
「あのアニメを1話からイッキ観しようかな」
「せっかく休みなんやし、普段できないことをやろう」
連休に入る前は、そんなことを考えてちょっとワクワクしています。
ところが実際に休みに入ってみると、昼まで寝て、YouTubeを見て、気づいたら夕方。
「まあ今日はええか。明日からやろう」
そして、そのまま大型連休が終わります。
毎回だいたいこれです。
せっかく時間があるんだから昔好きだったゲームでも遊ぼうと思うんですが、いざ始めるとなると結構なエネルギーが必要なんですよね。
それでも、ふとした時に「もう一回やりたいな」と思い出すゲームがあります。
みなさんにも、そんな思い出のゲームはありますか?
今回は攻略でもランキングでもなく、私が今でも記憶に残っているゲームについて、ただ懐かしむだけの記事です。
ファイナルファンタジー10

まず思い浮かぶのが『ファイナルファンタジーX』です。
FFシリーズの中でも、特にストーリーが印象に残っています。
初めて最後までプレイしたときは、ゲームをクリアしたというより、一本の長い映画を観終わったような満足感がありました。
ティーダとユウナを中心に物語が進んでいくので、とにかく感情移入しやすいんですよね。
序盤は比較的明るい雰囲気なのに、旅を続けるにつれてスピラという世界が抱えている事情が少しずつ分かってきます。
そして、それまで何気なく見ていた登場人物の言葉の意味も変わってくる。
大人になってから遊び直すと、子どもの頃には気づかなかった部分も結構あります。
ゲームのストーリーで泣いた経験がある人なら、FF10を挙げる人はかなり多いんちゃうかなと思います。
今でも「もう一回最初からやろかな」と定期的に思うゲームです。
問題は、始めると長いことですね。
大型連休が全部なくなります。
クロノ・トリガー

今ではスクウェア・エニックスという一つの会社ですが、クロノ・トリガーが発売された当時、スクウェアとエニックスは別会社でした。
スクウェアといえばファイナルファンタジー。
エニックスといえばドラゴンクエスト。
当時はそんな感じでした。
そして、そんな二大RPGを代表するクリエイターたちが関わって作られたのがクロノ・トリガーでした。
過去、現在、未来を行き来しながら世界を救うという物語も分かりやすく、今遊んでもテンポが良い。
仲間それぞれに物語があって、何より、音楽が良いんですよね。
タイトル画面からもうワクワクします。
ドット絵のゲームなので、最新ゲームと比べれば当然グラフィックは古いです。
でも、不思議と今遊んでも「古いゲームを我慢して遊んでいる」という感じがあまりしません。
何十年経っても名前が挙がるゲームには、やっぱり理由があるんやなと思います。
ファイナルファンタジー9

『ファイナルファンタジーIX』は、とにかく世界観が好きでした。
FF7、FF8と少し近未来的な雰囲気の作品が続いたあとに、FF9では一気にファンタジーらしい世界へ戻ります。
城があって、飛空艇が飛んで、黒魔道士が歩いている。
「ファイナルファンタジー」という名前から想像する世界そのもの、という感じでした。
中でもビビが好きでした。
見た目はかわいらしい黒魔道士なんですが、物語が進むにつれてかなり重いテーマを背負うことになります。
子どもの頃は普通にゲームとして遊んでいましたが、大人になってから振り返ると、命について考えさせられる話が結構多いです。
街に着いて、住人と話して、次の場所へ向かう。
そういうRPGらしい時間が楽しかったんですよね。
またあの世界を歩きたい。
そう思わせてくれるゲームです。
聖剣伝説2・3

『聖剣伝説2』と『聖剣伝説3』も、かなり遊びました。
この2作品で特に思い出に残っているのは、友達と一緒に遊べたことです。
RPGというと基本的には一人で黙々と遊ぶイメージがありますが、聖剣伝説2は複数人で一緒に操作できました。
友達の家に集まって、
「そっち行け!」
「回復して!」
みたいなことを言いながら攻略するのが楽しかったんですよね。
今でこそオンラインマルチプレイは当たり前ですが、当時は同じテレビの前に座って一緒にRPGを進めるというのが新鮮でした。
聖剣伝説3では主人公を選べるのも好きでした。
誰を選ぶかによって物語やパーティ構成も変わるので、何度も最初から遊べます。
そして聖剣伝説といえば音楽です。
菊田裕樹さんの音楽は、今聴いてもすぐ当時の場面を思い出します。
ゲーム音楽って不思議ですよね。
何十年聴いていなくても、曲が流れた時に「あ、この場所や」と記憶が戻ってきます。
ドラゴンクエスト5

最後は『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』です。
親子3世代にわたる壮大な物語で、主人公の人生そのものを体験していくようなRPGでした。
子ども時代から始まり、大人になり、結婚し、やがて自分の子どもたちと冒険する。
そしてドラクエ5といえば、やっぱり結婚イベントでしょう。
ビアンカかフローラか。
何度プレイしても、
「今度こそフローラを選んでみよう」
と思うんです。
そして結局ビアンカを選びます。
ここまで来ると、もうゲームを遊んでいるというより毎回同じ人生を歩んでいます。
また、倒したモンスターが仲間になるシステムにも当時かなり驚きました。
スライムやドラキーと一緒に冒険できる。
今では珍しくない仕組みですが、子どもの頃はモンスターが仲間になるだけでめちゃくちゃ楽しかったんですよね。
そしてスーパーファミコン版を遊んでいた人なら共感できると思います。
セーブデータが消える恐怖。
電源を入れて、あの音が鳴った瞬間。
子どもながらに絶望したものです。
何十時間も遊んだデータが一瞬で消える。
今のゲームで同じことが起きたら大騒ぎになると思います。
それでもまた最初から遊んでいたんですから、昔の子どもは強かったですね。
思い出のゲームは何年経っても遊びたくなる
こうして振り返ってみると、思い出に残っているゲームはストーリーだけではありません。
友達と遊んだことだったり、学校から帰って続きを楽しみにしていたことだったり、音楽を聴いていたことだったり。
ゲームそのものと一緒に、その頃の生活まで記憶に残っています。
だから何十年経っても、また遊びたくなるんでしょうね。
大型連休になるたびに、
「FF10やろかな」
「クロノ・トリガーもええな」
「久しぶりにドラクエ5もやりたいな」
と考えます。
そして結局、YouTubeを見ながらだらだら過ごして連休が終わります。
たぶん次の大型連休も同じです。
それでも「いつかまたやろう」と思えるゲームがあるのはいいですね。

